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    June 22

    小麦饅頭の思い出

     小麦饅頭の思い出

     

    大治町にある御菓子司松葉堂小麦饅頭(110円)をみつけました。

    の~民小麦饅頭のことは、すっかり忘れていました。

    小麦饅頭が、海部地域の名物であったかどうかまではわかりませんが、田植えの頃には田んぼ(水田)のあぜ道に腰をかけいただいた覚えがあります。

    の~民の家では、小麦饅頭は特別のもので、田植えでお手伝いが入ったときのオヤツでいただくものでした。

    田植えは、今では機械植えで、大型の8条植えの田植え機で植えていきますが、かつての農村では田植えは手植えでしたので、6月の一大イベントでした。

    田植えは、各集落別に日にちが決まっていて、前日に苗を取り翌日朝早く(夜明け前)から田植えを行ったものです。

    当然、家族だけでは出来ませんので、親族に手伝ってもらい、それでも足りないので、人を雇って植えてもらったものです。

    田植えの前日、親類一族が集まり、男性は苗取、女性は食事の準備やお土産の田舎寿司を作るなど徹夜の作業でした。
     
    でも、幼少だったの~民には日ごろ食べられないお饅頭やお寿司(田舎寿司)などがいただける楽しい日でした。
     
    当然、親類の田植えには家族総出で手伝いに行きますし、それ以外の日には、親は田植えに雇われて出かけていきます。
     
    親が田植えに行く日は、留守番ですので寂しい思いもしましたが、帰って来る日は両手に抱えきれないほどのお寿司や御菓子を抱えて帰ってきますので、それを楽しみにしていました。

     

    今ではもう見られなくなった農村風物詩です。